なげつける - ポケモン百科事典(仮)

データ集



概要 [編集]

  • 持っているアイテムを消費して、相手にダメージを与える。アイテムごとに威力が決まっており、中には追加効果が発生するものもある。
    • 持っているアイテムにかかわらず、あくタイプ・非接触の物理技として処理する。
    • 第八世代のわざレコードと異なり、第九世代のわざマシンは持たせてもなげつける自体が失敗する。(第四世代・BDSPと同じ仕様)
  • 特性やタイプなどで防がれない限り、追加効果は必ず発動する。
    • きのみは「HPが一定以下で発動するもの」「状態異常を回復するもの」は全て発動し、きのみを食べたときの効果と同等の効果を与える。
      • 前者はHPが規定値以下になっている必要はない。
      • 「フィラのみ」等による「苦手な味を食べたときの混乱」も発動する。
      • 「アッキのみ」「タラプのみ」も発動し、各能力ランクが上昇する。
      • 「ヒメリのみ」も発動し、最もPPが減っているわざのPPが10回復する。
      • 「ナゾのみ」「イバンのみ」「ジャポのみ」「レンブのみ」の効果は発動しない。
      • 抜群ダメージを半減するきのみ、努力値を下げるきのみ、元から特に効果の無いきのみには追加効果はない。
  • 「なげつける」使用時に持っているアイテムのダメージや急所率の上昇補正は適用される(「いのちのたま」「ピントレンズ」など)。
    • 「いのちのたま」をなげつけると威力は1.3倍になるが、反動ダメージは受けない。
    • 「たつじんのおび」をなげつけた時、相手があくタイプを弱点とする場合のみ威力が上昇する。
  • なげつけたアイテムは「リサイクル」で再生可能。もちろん再度なげつけることも可能。
  • なげつけたアイテムは使用者以外の特性「ものひろい」の対象になる。
  • 「どろぼう」「ほしがる」「トリック」「すりかえ」で入手したアイテムをなげつけることも可能。
  • きのみをなげつけた場合、以下の技・特性に影響する。
    • 追加効果のあるきのみをなげつけられたポケモンはその追加効果の発生・未発生にかかわらず、技「ゲップ」を使用可能になる。
    • 特性「きんちょうかん」を無視して追加効果が発生する。
    • 特性「ほおぶくろ」はきのみがなげつけられて追加効果が発生した場合のみに発動する。
    • 特性「じゅくせい」はきのみをなげつけられて追加効果が発生した場合に発動し、その効果が2倍になる。
    • 特性「はんすう」はきのみをなげつけられて追加効果が発生した場合、次のターンの終了時に発動し、同じ追加効果が発生する。
    • きのみをなげつけた場合は特性「しゅうかく」で再生可能。
  • 以下の状況で「なげつける」を使用しても失敗する。
    • 「なげつける」を使用するポケモンがアイテムを持っていないとき。
    • 「なげつける」を使用するポケモンの特性が「ぶきよう」の場合。相手や味方から「なげつける」を受けた時のダメージと効果は受ける。
    • 「なげつける」を使用するポケモンが「はたきおとす」の効果で道具を失っているとき。
    • 「なげつける」を使用するポケモンが以下のアイテムを持っているとき。
      ノーマルジュエル・とくせいカプセル・とくせいパッチ・各種ボール・くちたけん・くちたたて・各種わざマシン
      各種メモリ(シルヴァディのみ[1])・各種カセット(ゲノセクトのみ[1])・はっきんだま(ギラティナのみ[1]
    • 場が「マジックルーム」状態のとき。

威力・効果一覧 [編集]

  • 赤字は追加効果があるアイテム。【】内が効果。
威力130
くろいてっきゅうでかいきんのたま
威力100
かたいいしルームサービス
きちょうなホネ
威力90
ねばりのかぎづめふといホネ
威力80
あつぞこブーツからぶりほけんくっつきバリじゃくてんほけんするどいツメせんせいのツメとつげきチョッキ
ぼうじんゴーグル
かけたポットひかりのいしまんまるいしめざめいしやみのいしわれたポット
威力70
どくバリ
【どく】
りゅうのキバ
威力60
あついいわグランドコートゴツゴツメットしめったいわばんのうがさ
威力50
するどいくちばしだっしゅつパック
威力40
しんかのきせきつめたいいわ
威力30
おうじゃのしるし
【ひるみ】
でんきだま
【まひ】
どくどくだま
【もうどく】
かえんだま
【やけど】
いのちのたま
【実質威力39】
かいがらのすずきせきのタネきゅうこんくろいヘドロくろいメガネ
【実質威力36】
くろおび
じしゃくしめつけバンドじゅうでんちしんぴのしずくだっしゅつボタンとけないこおりのどスプレー
のろいのおふだひかりごけひかりのねんどピントレンズぼうごパットまがったスプーンメタルコート
メトロノームもくたんゆきだま
アップグレードあまーいりんごあまいミツおまもりこばんかみなりのいしかるいしかわらずのいし
きよめのおふだけむりだまこおりのいししあわせタマゴすいせいのかけらすっぱいりんごたいようのいし
つきのいしほしのかけらほしのすなほのおのいしみずのいしリーフのいしりゅうのウロコ
各種回復アイテム各種栄養ドリンク各種戦闘用アイテム各種スプレー各種キノコ各種しんじゅきんのたま
各種おうかん
威力20
各種ハネ
威力10
メンタルハーブ
【メンタル系[2]回復】
しろいハーブ
【能力低下回復】
あかいいとおおきなねっこきあいのタスキきあいのハチマキきれいなぬけがらぎんのこなこうかくレンズ
こうこうのしっぽこだわりスカーフこだわりハチマキこだわりメガネさらさらいわシルクのスカーフスピードパウダー
たつじんのおびたべのこしちからのハチマキ
【実質威力11】
ねらいのまとパワフルハーブひかりのこなふうせん
フォーカスレンズメタルパウダーものしりメガネやすらぎのすずやわらかいすなレッドカード
各種きのみ
【各きのみの効果】
各種シード各種ミント

考察 [編集]

  • 威力重視なら「でかいきんのたま」。「くろいてっきゅう」も同威力だが、持たせている間は素早さが半減する。
    追加効果重視なら「おうじゃのしるし」「でんきだま」「かえんだま」「どくどくだま」「どくバリ」。
  • 「かえんだま」「どくどくだま」は1ターン目になげつけないと自分が火傷・猛毒になってしまう。
    • 特性「マジックガード」の場合は状態異常によるダメージを受けないので、他の状態異常対策としてわざと火傷・猛毒になってからなげつける戦法が取れる。
      こんじょう」「はやあし」等、特定の状態異常で強化される特性を持つポケモンも同様。
  • 「どくどくだま」は追加効果のみを求める場合は「どくどく」の方が使い勝手が良いが、第八世代で「どくどく」の習得者が減ったため、その代わりとしても利用できる。
  • 「おうじゃのしるし」は擬似的な「ねこだまし」として採用できる。
    無効タイプが無く発動タイミングも任意だが、優先度が0なので相手より素早さで上回らないと意味がない。
    • 優先度が0なのは「サイコフィールド」などに防がれないという利点でもある。
  • ダブルバトルでは味方に対して各種きのみやハーブをなげつける戦法もある。威力が10しかないので被害はほとんど無い。
    あくタイプが弱点で「じゃくてんほけん」を持たせたポケモンにカムラのみなどをなげつけて強化させるコンボも可能。
    自身の技で能力低下した味方をハーブで回復させつつじゃくてんほけんも発動させられる。
  • 特性「かるわざ」との相性も良く、任意のタイミングで素早さを倍化させることができる。
  • 技スペースを消費するが、どろぼう、ほしがる、トリック、すりかえでフォローが可能。

[1] ただし正規の手段で「なげつける」は覚えられない。
[2] アンコール、いちゃもん、かいふくふうじ、かなしばり、ちょうはつ、メロメロ