初心者用ページ/個体値の厳選 - ポケモン百科事典(仮)

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初心者用ページ/個体値の厳選 [編集]

ここでは高個体値のポケモンを入手するためにはどのようにしたら良いかを記載します。

ただし、世代の変遷によって、下記の記述が変わってくる場合もあります。
最新世代のシステムを確認した上で、参考にして下さい。



「すごいとっくん」について [編集]

通常、個体値は生まれつき固定で変化しませんが、SVでは後天的に個体値を最大(V)にする事ができます。
フリッジタウンにいるユキノオーを連れているNPCに話しかけ、「すごいとっくん」を行えば可能です。
とっくんにはレベル50以上にしたポケモンと、「きんのおうかん」か「ぎんのおうかん」が必要です。
「きんのおうかん」は全ての個体値が、「ぎんのおうかん」は一つにつき指定した一ヶ所の個体値が最大になります。
ただしこの方法で上がった個体値は遺伝せず、元の個体値が遺伝します。

とっくんで一度個体値を上げると元に戻す事はできず、また個体値を下げる事もできません。
トリックルーム用のS0や、イカサマ・混乱対策のA0など、低い方が都合の良い場合は厳選が必要です。

タマゴ孵化での高個体値ポケモンの厳選方法 [編集]

タマゴから生まれたポケモンは、6つの能力値の内3つについて、それぞれ♂親・♀親のいずれかの個体値を遺伝します。
親にあかいいとを持たせることで、3つではなく5つの能力値について遺伝が起こります。
また、親にパワーウエイト、パワーリスト、パワーベルト、パワーレンズ、パワーバンド、パワーアンクルのいずれかを持たせることで、
それぞれの道具に対応した個体値を確実に一つだけ遺伝させることができます(例えばパワーウエイトの場合はHPの個体値)※1,2
個体値の話からはそれますが、親にかわらずのいしを持たせることで持たせた親の性格も遺伝します。
これを利用し、高個体値のポケモンを親にし、さらに高個体値の子の孵化を狙うことができます。

※1 パワー○○を持たせた個体値遺伝を行っても合計3つ遺伝することは変わりません。(残り2つをランダムに遺伝することになり、4つ遺伝することはない。)
※2 両親が持っていても、どちらかの対応した個体値しか確実に遺伝できません。

下記の表は遺伝例です。
※表の個体値は HP-攻撃-防御-特攻-特防-素早さ を表しています。

性格個体値持ち物
フカマルいじっぱり31-29-21-8-9-8パワーウエイト
メタモンようき22-0-7-30-11-31かわらずのいし
性格個体値持ち物
フカマルようき31-29-1-14-18-31-

まず親のフカマルがパワーウエイトを所持しているので、子にHPが引き継がれているのが見て取れ、
また子の個体値が親と被っているものを探すと、攻撃は親フカマルと、素早さはメタモンと被っており
親からそれぞれの個体値を遺伝したことがわかるはずです。
性格はかわらずのいしを持たせたメタモンの性格が遺伝しています。

性格個体値持ち物
フカマルいじっぱり31-29-21-8-9-8あかいいと
メタモンようき22-0-7-30-11-31かわらずのいし
性格個体値持ち物
フカマルようき31-29-7-30-18-31-

こちらはあかいいとを持たせたので、フカマルからはHPと攻撃、メタモンからは防御と特攻と素早さが遺伝しています。

このような遺伝を繰り返すことで高個体値のポケモンを厳選します。

・親が覚えているタマゴ技は子に遺伝する(タマゴ技については各ポケモンのページの下部参照)
・♀の親が隠れ特性の場合は一定の確率(70%ほど)で特性を遺伝する。隠れ特性の♂親+メタモンでも同様。これ以外のパターン(通常♀+隠れ♂など)では夢特性は生まれない。
・♀の親のボールも遺伝する。(マスターボール、プレシャスボール除く)

高個体値の野生ポケモンの入手方法 [編集]

XYではポケトレの連鎖を続けることで、ORASでは当該ポケモンのサーチレベルを上げ(何度も発見し)てサーチすることで、
3V(3つの能力の個体値が最大の31=V)以上確定の野生ポケモンを出現させることができます。
また、XYではタマゴ未発見グループの野生ポケモンは3V以上が確定しています。
こうして捕獲したポケモンを上述の孵化厳選の親とすることが多いですが、場合によってはそのまま育てて対戦で使うこともできます。

SVでは、星3以上のテラレイドバトルで入手できるポケモンは高個体値です。
星3では2Vが確定し、星6では5Vが確定します。
また、期間限定の星6レイド「さいきょうの〇〇」で入手できるポケモンは全て6Vです。

タマゴ孵化による入手ができないポケモンの厳選方法 [編集]

対象はこちら→厳選難易度の高いポケモン

伝説のポケモンに多くあるフィールドにいるポケモンに話しかけて戦闘に入るポケモン(固定シンボル型)や、
公式からのポケモンの配信(配達員型)での受け取りについては、上記の遺伝のテクニックが使えません。
なので必然的に「その場で捕まえて高い能力と望みの性格が出るまで粘る」という作業になります。
通常の孵化よりも高個体値を狙うのは厳しくなりますが、第六世代では伝説系のポケモンは必ず3V以上になるので過去世代よりは楽です。※1
共通して「捕まえる前にレポートを書く→戦闘に入って捕まえる→能力値を見て気に入らなければそのままリセット、気に入ればセーブ」という手順になります。
固定シンボル型については厳選の効率を上げる手段があるので記載します。
※1 めざめるパワーや最遅狙いなど、V以外の個体値が一定数欲しい場合は逆に邪魔なこともありますが、ここでは割愛します。

固定シンボル型
基本的な準備として、
「特性:シンクロのポケモン」
「マスターボールor大量の捕獲用のボールと弱らせるポケモン」
「能力値をある程度判定するためのポケモン」
が必須となります。
特性:シンクロのポケモンは、ひんし状態か否かにかかわらず先頭(左上)に置くことでおよそ50%の確率でシンクロポケモンと同じ性格となります。
厳選をするなら目的の性格のシンクロポケモンを必ず入手しておきましょう。

能力値判定用のポケモンの必要性は、無駄な捕獲時間を減らすことです。素早さとHPはこれで判定することができます。

・例1 素早さの判定:ORASで出現する野生のLv50のおくびょう(S↑A↓)ライコウの素早さの最大値は148。よって素早さ147で特性いかくやプレッシャーなどのポケモンを出し、ライコウのプレッシャー表示が先に出たときだけ捕獲することで、素早さ上昇補正で個体値30or31の148、同速を見落としても個体値28~29の147なのが確定する。(特性が表示されないポケモンなら、普通の行動順を見て同様に判定できる。)
・例2 HPの判定:上記のライコウのHPの最大値は165。よってHP164のポケモンのいのちがけを使用して倒れなければ残りのHPは1になり、HP個体値が30~31と確定する。

残りの攻撃防御特攻特防の能力を判定するのはダメージ計算の乱数幅の関係でかなり難しいですが、慣れてくれば明らかに小さいダメージが分かるようになります。
マスターボール以外の捕獲用のボールは特にこだわりがなければ倍率の高いダークボール、タイマーボールが基本となります。戦闘開始すぐにクイックボールを投げたり、別データから捕まえたいポケモンの図鑑だけを埋めてからリピートボールで捕獲するという手もあります。
捕獲用のポケモンは弱らせる技や状態異常はもちろんですが、倒されづらい高レベルのポケモンを用意しましょう。捕獲するポケモンの技構成によってはダメージを受けない場合もあるので予め調べておきましょう(例:Lv50のエムリットの攻撃技はエスパー技の「じんつうりき」と「みらいよち」のみなので悪タイプで相手をする等)。