カバルドン の変更点


#author("2023-01-07T13:53:41+09:00","","")
#author("2023-01-14T14:59:26+09:00","","")
*カバルドン [#hippowdon]
 No.450 タイプ:じめん
 No.0450 タイプ:じめん
 通常特性:すなおこし(戦闘に登場した時、天気が「すなあらし」になる)
 隠れ特性:すなのちから(天気が「すなあらし」の時、じめん、いわ、はがねタイプの技の威力が1.3倍になる
             すなあらしのダメージを受けない)
 体重  :300.0kg(けたぐり・くさむすびの威力120)
#table_edit2(edit=off){{
|BGCOLOR(#555):COLOR(#F0E68C):|BGCOLOR(#F0E68C):|BGCOLOR(#555):COLOR(#F0E68C):|BGCOLOR(#F0E68C):|BGCOLOR(#555):COLOR(#F0E68C):|BGCOLOR(#F0E68C):|BGCOLOR(#555):COLOR(#F0E68C):|BGCOLOR(#F0E68C):|BGCOLOR(#555):COLOR(#F0E68C):|c
|~すなおこし/すなはき|~HP|~攻撃|~防御|~特攻|~特防|~素早|~合計種族値|~特性|h
|>|>|>|>|>|>|>|CENTER:||c
|カバルドン|BGCOLOR(PINK):108|112|118|68|72|47|525|&taglink(すなおこし);/&taglink(すなのちから);|
|[[バンギラス]]|100|134|110|BGCOLOR(PINK):95|BGCOLOR(PINK):100|61|600|&taglink(すなおこし);/&taglink(きんちょうかん);|
|すなおこし補正込|~|~|~|~|BGCOLOR(PINK):160|~|660|特防無振換算|
|[[ギガイアス]]|85|BGCOLOR(PINK):135|BGCOLOR(PINK):130|60|80|25|515|&taglink(がんじょう);/&taglink(すなおこし);/&taglink(すなのちから);|
|すなおこし補正込|~|~|~|~|BGCOLOR(PINK):130|~|565|特防無振換算|
|[[サダイジャ]]|72|107|125|65|70|BGCOLOR(PINK):71|510|&taglink(すなはき);/&taglink(だっぴ);/&taglink(すながくれ);|
}}
//#table_edit2(edit=off){{
//|BGCOLOR(#555):COLOR(#F0E68C):|BGCOLOR(#F0E68C):|BGCOLOR(#555):COLOR(#F0E68C):|BGCOLOR(#F0E68C):|BGCOLOR(#555):COLOR(#F0E68C):|BGCOLOR(#F0E68C):|BGCOLOR(#555):COLOR(#F0E68C):|BGCOLOR(#F0E68C):|BGCOLOR(#555):COLOR(#F0E68C):|c
//|~進化前後|~HP|~攻撃|~防御|~特攻|~特防|~素早|~合計種族値|~特性|
//|>|>|>|>|>|>|>|CENTER:||c
//|カバルドン|BGCOLOR(PINK):108|BGCOLOR(PINK):112|118|68|72|47|525|&taglink(すなおこし);/&taglink(すなのちから);|
//|ヒポポタス|68|72|78|38|42|32|330|&taglink(すなおこし);/&taglink(すなのちから);|
//|~|~|~|127|~|73|~|~|&color(red){※};しんかのきせき無振り|
//|~|~|~|BGCOLOR(PINK):143|~|BGCOLOR(PINK):88|~|~|&color(red){※};しんかのきせきBD特化|
//}}
//輝石ヒポポタスは同条件カバルドンに耐久指数で及ばないためコメントアウトしています。
//今後カバルドンが使用不能なルールが開催された際には表示してください。
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#table_edit2(edit=off){{
|ばつぐん(4倍)|---|
|ばつぐん(2倍)|[[みず]]/[[くさ]]/[[こおり]]|
|いまひとつ(1/2)|[[どく]]/[[いわ]]|
|いまひとつ(1/4)|---|
|こうかなし|[[でんき]]|
}}
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第四世代出身の[[じめん]]タイプ。&taglink(すなおこし);を持つポケモンとしては最も弱点が少ない。
HPと防御も高く、抜群の安定感を誇り、ステルスロック、あくびといった変化技も多数習得。
高速再生も持つので物理受け、高めの攻撃を活用したアタッカーとしても適性はあるが、シングルにおいては場持ちの良さとあくびを活かした起点作り役として採用される場合が多い。

少ない行動回数で起点作成としての役割を果たせ、なまけるも合わせて負担をかけつつ高い精度で後続の抜きエースに繋げられる。
一応アタッカーとしての性能もあるのでちょうはつ、ラムのみ、フィールドといった対策も確実とはならない。
第九世代でダイマックスが廃止されたことによりフィールド展開や天候の上書きが少なくなり、さらにはテラスタルでタイプ変更が可能になったことで居座りやすくなった。
ただし変化先のタイプによっては砂ダメージが自分を襲う点には注意。

失った技はダブルバトル用の10まんばりき程度。
一方でふきとばしを無力化する&taglink(かぜのり);を持った[[アノホラグサ]]が登場し、起点化されかねない状況になった。
カバルドン単体で対処するだけでなく、他のポケモンと組んで突破したいところ。
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#contents
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*特性考察 [#ability]
:すなおこし|
通常特性。登場時にすなあらし状態にする、カバルドンの採用理由に直結する特性。
いわタイプではないので砂嵐による特防アップの恩恵は得られないが、それでも十分な耐久力はある。
耐性面で不安はあるものの、テラスタルで岩になれば特殊方面もかなり耐えられる。
同特性としては唯一あくびを習得、ステルスロックも撒けるので起点作り要因としての適性が非常に高い。
じわれにより、この手の耐久寄りのポケモンとしては相手の積みを抑制できる点も長所。
反面、自主退場手段を持たず砂パの起点役としては後続に託せるターンが少なくなるのが短所か。
役割的にも、素早さの低さはちょうはつ持ち以外に対してはむしろプラス要素。天候を上書きされる[[コータス]]は一致で弱点を突ける。
アタッカー運用であってもスリップダメージでタスキ潰しが出来、基本的にこちらが優先。

:すなのちから|
隠れ特性。すなあらし中にいわ、じめん、[[はがね]]技の威力が1.3倍になる。全て習得するので活用はしやすい。
同特性でライバルとなるポケモンのほとんどが本作未登場なので個性にもなる。
しかし、砂嵐を起こすのにひと手間かけるくらいなら他の行動の方が有効な場面が多く、ギガイアス不在により砂嵐の起点役選びも難しい。
有効に生かせる状況をきっちりと想定した上での採用となる。

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*技考察 [#moves]
#table_edit2(edit=off){{
|BGCOLOR(#555):COLOR(#F0E68C):|BGCOLOR(#F0E68C):|BGCOLOR(#555):COLOR(#F0E68C):|BGCOLOR(#F0E68C):|BGCOLOR(#555):COLOR(#F0E68C):|BGCOLOR(#F0E68C):|c
|~物理技|~タイプ|~威力&br;<砂の力>|~命中|~追加効果|~備考|
||>|>|>|CENTER:||c
|じしん|地|100(150)&br;<195>|100|-|タイプ一致技。性能安定。|
//|10まんばりき|地|95(142)&br;<184>|95|-|タイプ一致技。ダブル用に。&br;グラスフィールド下でも威力下降無し。|
//|あなをほる|地|80(120)&br;<156>|100|-|タイプ一致技。対ダイマックス用に。|
|じだんだ|地|75/150&br;(112/225)&br;<145/292>|100|技失敗後で2倍|あくびやじわれ失敗時に威力が上がるが不安定。&br;現環境で使えない10まんばりきの代わりに。|
|ストーンエッジ|岩|100&br;<130>|80|急所ランク+1|対虫・飛行。地面定番のサブウェポン。|
|いわなだれ|岩|75&br;<97>|90|怯み30%|ストーンエッジより命中安定だが威力は劣る。&br;自身が遅いので追加効果はほぼ無意味。|
|がんせきふうじ|岩|60&br;<78>|95|素早↓100%|追加効果が優秀。起点作りに。挑発されても使える点が優秀。|
|こおりのキバ|氷|65|95|凍り10%&br;怯み10%|4倍狙い。じめん技との相性補完が優秀。|
|ほのおのキバ|炎|65|95|火傷10%&br;怯み10%|対[[ナットレイ]]、[[ユキノオー]]に。&br;ダイマックスも含めれば、全弱点への牽制になる。&br;ただし、ソーラービーム/ソーラーブレードには注意。|
|かみなりのキバ|電|65|95|麻痺10%&br;怯み10%|[[ギャラドス]]や[[ペリッパー]]に。|
|ばかぢから|闘|120|100|攻撃・防御↓|能力低下が痛い。撃ち逃げ用。&br;鈍足とだっしゅつパックとあわせて後続無償降臨。|
|ボディプレス|闘|80|100|-|威力は並だがデメリット無し。|
|リベンジ|闘|60/120|100|優先度-4|鈍足と相性が良い。ダブルバトルでは味方のなみのりを受けて、&br;じゃくてんほけんを発動させつつ威力120にできる。|
|ヘビーボンバー|鋼|40~120&br;<52~156>|100|体重比で&br;威力増減|&taglink(すなのちから);型でのサブウェポン。|
//|のしかかり|無|85|100|麻痺30%|麻痺狙いに。|
//↑明確な仮想敵や利点もなく多くのポケモンが習得する不一致技をとりあえず入れていたら技候補欄が長大になります。
|すなじごく|地|35(52)&br;<67>|85|拘束ダメ|どくどくやしめつけバンドとあわせて。ステルスロックとの相性は悪い。|
|じわれ|地|-|30|一撃必殺|やけどで機能停止した時や有効打の無い相手に。&br;ひこうタイプや&taglink(ふゆう);、&taglink(がんじょう);には無効。|
//|BGCOLOR(#555):COLOR(#F0E68C):|BGCOLOR(#F0E68C):|BGCOLOR(#555):COLOR(#F0E68C):|BGCOLOR(#F0E68C):|BGCOLOR(#555):COLOR(#F0E68C):|BGCOLOR(#F0E68C):|c
//|~特殊技|~タイプ|~威力&br;<砂の力>|~命中|~追加効果|~備考|
//||>|>|>|CENTER:||c
//|ねっさのだいち|地|70(105)&br;<136>|100|火傷30%|火傷狙いに。|
//|ウェザーボール|無|50/100&br;<130>|100|-|じゃくてんほけん前提だが、火傷対策や晴れでの草などに。|
//|だくりゅう|水|90|85|相手全体&br;命中率↓30%|じゃくてんほけん&ダブルバトル前提。|
//|りんしょう|無|60/120|100|身代わり貫通|ダブルバトル用。味方を選べば擬似的な先制技に。|
|BGCOLOR(#555):COLOR(#F0E68C):|>|BGCOLOR(#F0E68C):|BGCOLOR(#555):COLOR(#F0E68C):|>|BGCOLOR(#F0E68C):|c
|~変化技|>|~タイプ|~命中|>|~備考|
||>|>|>|CENTER:||c
|ステルスロック|>|岩|-|>|サポート用。あくびやふきとばしとあわせて。|
|あくび|>|無|-|>|起点作りに。ステルスロックと相性が良い。|
|ふきとばし|>|無|-|>|積み技対策。ステルスロックと相性が良い。まもる・みがわり貫通かつ必中。&br;ほえるとの違いについては下記参照。|
|なまける|>|無|-|>|回復技。耐久性能の向上に。|
|たくわえる|>|無|-|>|防御・特防を補強。耐久面を補える。|
|ドわすれ|>|超|-|>|特防を補強。トリパなら、最初のターンでじゃくてんほけんの発動を狙える。|
|のろい|>|霊|-|>|攻撃・防御を補強。物理面を補える。素早さ低下のデメリットは小さい。|
|まもる|>|無|-|>|どくどくやたべのこしのターン稼ぎに。|
}}
・ほえるについて
SVではぼうおんが[[マルマイン]]とほぼゆきふらしの[[ユキノオー]]のみであり、じごくづきはわざマシンにないことから習得者が制限された。
しかしながらふういんされるポケモンの違いしか差別化できず、本環境で登場したふきとばし等の風技を無効にする[[アノホラグサ]]ピンポイント。
上述の相手をするならサブウェポンで突破した方が効率的。
(強いて他に利点を挙げるならのどスプレーの発動だが、こいつで特攻を上げる意義は薄い)
「手間が掛かる」というのも理由として認められるものでない為、本稿では「ふきとばし」のみを考察の対象とする。
↑ユキノオーは考慮しないとして、マルマイン(と一部のじごくづき持ち)orアノホラグサどちらに通すかの違いでしょ。
 この2体もかなりマイナーだし正直もうどっちでも良くない?
**テラスタル考察 [#terastal_phenomenon]
#table_edit2(edit=on){{
|BGCOLOR(#xxx):|BGCOLOR(#ooo):|BGCOLOR(#xxx):|c
|~タイプ|~主な技|~解説|
|CENTER:|||c
|BGCOLOR(#a8a878):COLOR(#f8f8f8):無||解説|
|BGCOLOR(#f08030):COLOR(#f8f8f8):炎||解説|
|BGCOLOR(#6890f0):COLOR(#f8f8f8):水||解説|
|BGCOLOR(#f8d030):COLOR(#f8f8f8):電||解説|
|BGCOLOR(#78c850):COLOR(#f8f8f8):草|テラバースト|弱点の草、水タイプの技を半減出来る。ついでにきのこのほうしややどりぎのたねも無効。|
|BGCOLOR(#98d8d8):COLOR(#f8f8f8):氷||解説|
|BGCOLOR(#c03028):COLOR(#f8f8f8):闘||解説|
|BGCOLOR(#a040a0):COLOR(#f8f8f8):毒||解説|
|BGCOLOR(#e0c068):COLOR(#f8f8f8):地||解説|
|BGCOLOR(#8694ea):COLOR(#f8f8f8):飛||解説|
|BGCOLOR(#f85888):COLOR(#f8f8f8):超||解説|
|BGCOLOR(#a8b820):COLOR(#f8f8f8):虫||解説|
|BGCOLOR(#b8a038):COLOR(#f8f8f8):岩|いわなだれ、がんせきふうじ、ストーンエッジ|弱点は多くなるが砂嵐による特防上昇の恩恵を受けられる。|
|BGCOLOR(#705898):COLOR(#f8f8f8):竜||解説|
|BGCOLOR(#7038f8):COLOR(#f8f8f8):龍||解説|
|BGCOLOR(#705848):COLOR(#e8e8e8):悪||解説|
|BGCOLOR(#8c888c):COLOR(#efeeef):鋼||解説|
|BGCOLOR(#e99aab):COLOR(#f8f8f8):妖||解説|
}}

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*型考察 [#u87594ef]
**起点作り型 [#z51dff15]
性格:しんちょうorわんぱく
努力値:H252 D252orB252をベースに耐久調整
持ち物:オボンのみ/フィラのみ/たべのこしなど
確定技:ステルスロック/あくび/ふきとばし/じしん

先発、もしくは起点に出来る相手に繰り出してステルスロックとあくびで起点作りをするカバルドンの基本型。

砂嵐と昆布戦法(あくびループ)で相手パーティを削っていき、相手が痺れを切らし、眠り覚悟でカバルドンを落としてきた場合は味方の積みアタッカーに繋げる。
相方は相性補完に優れる[[ギャラドス]]など。

高いAからの一致じしんにより殴り性能もそこそこ。

相手の確2圏内に入ってしまうとステロを撒くだけで終わってしまうため、確定数をズラす持ち物が優先される。HOME統計によると6割弱がオボンである。

挑発、&taglink(マジックミラー);には弱い。またラム持ちには逆に起点にされてしまいがち。
場持ちのよさは言い換えると砂ターンを自分で消費してしまうことになるため砂エースに繋ぎたい場合はこの型は不向きである。

**物理受け型 [#g8d5744e]
性格:わんぱくorのんき
努力値:HB252orHABD調整
持ち物:ゴツゴツメット/たべのこし/ラムのみ
確定技:なまける/じしん
攻撃技:ストーンエッジorいわなだれorがんせきふうじ/こおりのキバ/ほのおのキバ/かみなりのキバ/じわれ
変化技:あくび/ふきとばし/のろい/たくわえる/まもる/ステルスロック

ゴツゴツメット+なまける+すなあらしで物理アタッカーを削る。砂嵐無効のうち岩と鋼には地震が刺さる。
弱点物理技は不一致では水と草は使われにくく、氷は低威力なので数値以上に受けられる範囲は広い。

S無補正で個体値11以下だと素早さ57になり、最遅ギルガルド(素早さ58)に後攻が取れる。
H振りギルガルド(ブレード)に対して無補正無振りじしんで確1。シールドフォルムは確2。
防御面はA特化・Aランク+2のアイアンヘッドで50.2%~59%の確2、せいなるつるぎで37.6%~44.6%の確3なので物理型なら後出しから処理できる。
ただし、相手が特殊型だった場合ではC特化シャドーボールで89.4%の高乱数2になるので安定はしない。

最遅ギルガルド抜かれ調整だと無振り39族([[トリトドン]])辺りから先手を取られるようなることに注意。
40~50族周辺で意識すべき物理アタッカーは[[オニシズクモ]]・[[ローブシン]]など。
これらに確実に上を取りたいならSに努力値を割いて調整するのも一考の余地がある。

**アッキのみ型 [#pdfb14f6]
性格:わんぱく
努力値:HB252
持ち物:アッキのみ
確定技:じしん/なまける
優先技:ヘビーボンバー/あくび/ステルスロック
選択技:ボディプレス

[[エースバーン]]や[[パッチラゴン]]等の通常では受けきれない超火力物理アタッカーへ受け出しするポケモンとして有用。なまけるにより物理を受けきることができる。残りの2枠に選んだ技によって、若干役割が異なる。オボンの実やたべのこしとの差別化に、できれば優先技のなかでもヘビーボンバーを採用したい。

:あくび|いのちのたま[[エースバーン]](物理)に受け出しして2耐えしつつ安定してあくびを撃てることがアッキの強み。

:ステルスロック|あくびとあわせてループに。オボン等の起点型に使用感が近くなる。

:ヘビーボンバー|一般的な起点型よりもちょうはつに強くなる。[[トゲキッス]]や[[ミミッキュ]]等への打点になるため、相手の交代際に付加をかけることもできるようになる。ダイマックス相手には無効だが、ダイスチルとして使えるため、ダイマックス適正が上昇する。

:ボディプレス|他の優先技3つに劣るが、高いBとアッキにより高威力で撃てる。ダイナックルとしてA上昇に使えるが、じしん+ヘビーボンバーの等倍範囲に劣る。

**アタッカー型 [#ice3a329]
性格:いじっぱり/ゆうかん
努力値:HA252
持ち物:こだわりハチマキ/いのちのたま/たつじんのおび/とつげきチョッキ/じゃくてんほけん
確定技:じしん
優先技:かみなりのキバ/アイアンヘッド
選択技:ストーンエッジ/こおりのキバ/ほのおのキバ/じわれ/ばかぢから
補助技:あくび/のろい/ふきとばし/ステルスロック

普遍的な物理アタッカー型だがカバルドンとしてはかなりの奇襲寄り。
一般的には起点作り型と思われやすく、ちょうはつや後攻とんぼがえりで対処しようとする相手や、
あくび回避用としてラムを持ったまま起点にしようとする相手に大きな痛手をくらわせられる。
物理型と通常の起点作成型に共通する処理方法(高火力の弱点技で一撃など)には当然弱いので注意が必要だが、とつげきチョッキを持つとD無振りでもD特化を上回る耐久が得られる。
ただ、単純なじめんのアタッカーならより攻撃、素早さ、範囲で勝る[[ガブリアス]]や[[マンムー]]、[[ランドロス]]がいる。幸いすなおこしや奇襲性の高さ等で差別化はできているものの、この型を使うなら役割や仮想敵を明確にしておきたい。

第八世代では起点作りのイメージを逆手にとって初手から出していきなりダイマックスするアタッカーカバルドンが増加。挑発を打たれやすいイメージが大きく1ターンの猶予を与えることができる。
かみなりのキバは[[アーマーガア]]や[[ギャラドス]]に。
アイアンヘッドはBを上げるために。
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*対カバルドン [#counter]
:注意すべき点|
すなおこしやステルスロック+流し技でのタスキ潰しや起点作りに長け、こちらのパーティ全体を疲弊させたところで後続の積みアタッカーを降臨させられる。
物理特殊共に耐久が高く、物理技では一致抜群でも落としにくい。高速回復技のなまける、強行突破用のじわれも覚える。
物理火力も並以上あり、耐久型だと決めつけると思わぬ痛手を負うこともある。

:対策方法|
高いHPのおかげで特殊耐久もある程度あるが、それでも物理よりは突破口がある。
地面無効かつ特殊水技で抜群を突ける[[ウォッシュロトム]]なら少なくともタイプ上は圧倒的優位に立てる。
しかし、起点型にしろ物理受け型にしろ補助技を用いて立ち回るのは確実。
起点型のHD振りカバルドンはC特化ハイドロポンプを確定耐えするうえ、ボルトチェンジ耐性があるのであくび対策が難しい。
持ち物による火力補強が必要な上にハイドロポンプの命中不安の問題もあるため、単純なサイクル型のウォッシュロトムではやや不安定である。&br;
起点作りのカバルドンはじしんワンウェポンの場合が多く、浮いているポケモンにちょうはつを持たせると非常に有効と言えるが、アタッカー型も時々いることを考えると安定はしない。
正攻法で最も効率が良いのは上から一撃で倒すこと。
攻撃方面に特化していれば[[マスカーニャ]]や[[ウェーニバル]]の様な物理でも一撃で倒せる。
スリップダメージ系の変化技を撒いておけば、あくびループを受けてもその間カバルドンがダメージを受け続けるため、悪手にはなりづらい。
どくどくは勿論、やどりぎのタネなら体力吸収でステロ+砂嵐のダメージを軽減あるいは相殺することが出来、おにびもカバルドンの火力を削げるのでこちら側の負担を減らしやすい。ただしじわれに注意。
----
*覚える技 [#learnset]
**レベルアップ [#levelup]
#table_edit2(edit=off){{
|>|~8th|~技|~威力|~命中|~タイプ|~分類|~PP|~備考|h
|~SIZE(8){ヒポポタス}|~SIZE(8){カバルドン}|~|~|~|~|~|~|~|h
|>|RIGHT:BGCOLOR(#fee):||>|>|>|>|CENTER:||c
| -| 1|こおりのキバ|65|95|こおり|物理|15||
| -| 1|ほのおのキバ|65|95|ほのお|物理|15||
| -| 1|かみなりのキバ|65|95|でんき|物理|15||
| 1| 1|たいあたり|40|100|ノーマル|物理|35||
| 1| 1|すなかけ|-|100|じめん|変化|15||
| 4| 1|かみつく|60|100|あく|物理|25||
| 8| 1|あくび|-|-|ノーマル|変化|10||
|12|12|すなじごく|35|85|じめん|物理|15||
|16|16|あなをほる|80|100|じめん|物理|10||
|20|20|かみくだく|80|100|あく|物理|15||
|24|24|すなあらし|-|-|いわ|変化|10||
|28|28|とっしん|90|85|ノーマル|物理|20||
|32|32|ほえる|-|-|ノーマル|変化|20||
|36|38|ねむる|-|-|エスパー|変化|10||
|40|44|じしん|100|100|じめん|物理|10||
|44|50|すてみタックル|120|100|ノーマル|物理|15||
|48|56|じわれ|-|30|じめん|物理|5||
|52|62|なまける|-|-|ノーマル|変化|10||
}}


#region2(過去世代){{{
#table_edit2(edit=off){{
|>|~4th&br;~7th|~技|~威力|~命中|~タイプ|~分類|~PP|~備考|h
|~SIZE(8){ヒポポタス}|~SIZE(8){カバルドン}|~|~|~|~|~|~|~|h
|>|RIGHT:BGCOLOR(#fee):||>|>|>|>|CENTER:||c
|  -|  1|こおりのキバ|65|95|こおり|物理|15||
|  -|  1|ほのおのキバ|65|95|ほのお|物理|15||
|  -|  1|かみなりのキバ|65|95|でんき|物理|15||
|  1|  1|たいあたり|40|100|ノーマル|物理|35||
|  1|  1|すなかけ|-|100|じめん|変化|15||
|  -|  1|かみつく|60|100|あく|物理|25||
|  -|  1|あくび|-|-|ノーマル|変化|10||
|  7|  7|かみつく|60|100|あく|物理|25||
| 13| 13|あくび|-|-|ノーマル|変化|10||
| 19| 19|とっしん|90|85|ノーマル|物理|20||
|19*|19*|あなをほる|80|100|じめん|物理|10|*HS以降|
| 25| 25|すなじごく|35|85|じめん|物理|15||
| 31| 31|かみくだく|80|100|あく|物理|15||
| 37| 40|じしん|100|100|じめん|物理|10||
| 44| 50|すてみタックル|120|100|ノーマル|物理|15||
| 50| 60|じわれ|-|30|じめん|物理|5||
}}
}}}
**技マシン [#TMHM]
#table_edit2(edit=off){{
|~No.|~技|~威力|~命中|~タイプ|~分類|~PP|~備考|h
|CENTER:||>|>|>|>|CENTER:||c
|技08|はかいこうせん|150|90|ノーマル|特殊|5||
|技09|ギガインパクト|150|90|ノーマル|物理|5||
|技15|あなをほる|80|100|じめん|物理|10||
|技21|ねむる|-|-|エスパー|変化|10||
|技22|いわなだれ|75|90|いわ|物理|10||
|技24|いびき|50|100|ノーマル|特殊|15||
|技25|まもる|-|-|ノーマル|変化|10||
|技31|メロメロ|-|100|ノーマル|変化|15||
|技32|すなあらし|-|-|いわ|変化|10||
|技34|にほんばれ|-|-|ほのお|変化|5||
|技39|からげんき|70|100|ノーマル|物理|20||
|技42|リベンジ|60|100|かくとう|物理|10||
|技46|ウェザーボール|50|100|ノーマル|特殊|10||
|技48|がんせきふうじ|60|95|いわ|物理|15||
|技49|すなじごく|35|85|じめん|物理|15||
|技53|マッドショット|55|95|じめん|特殊|15||
|技66|かみなりのキバ|65|95|でんき|物理|15||
|技67|こおりのキバ|65|95|こおり|物理|15||
|技68|ほのおのキバ|65|95|ほのお|物理|15||
|技76|りんしょう|60|100|ノーマル|特殊|15||
|技81|じならし|60|100|じめん|物理|20||
|技98|じだんだ|75|100|じめん|物理|10||
}}

***過去作技マシン [#oldTMHM]
#table_edit2(edit=off){{
|~No.|~技|~威力|~命中|~タイプ|~分類|~PP|~備考|h
|CENTER:||>|>|>|>|CENTER:||c
|>|>|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#feb):第7世代|
|技05|ほえる|-|-|ノーマル|変化|20|LV|
|技06|どくどく|-|90|どく|変化|10||
|技10|めざめるパワー|60|100|ノーマル|特殊|15|剣盾使用不可|
|技21|やつあたり|-|100|ノーマル|物理|20|剣盾使用不可|
|技27|おんがえし|-|100|ノーマル|物理|20|剣盾使用不可|
|技32|かげぶんしん|-|-|ノーマル|変化|15||
|技87|いばる|-|85|ノーマル|変化|15||
|技100|ないしょばなし|-|-|ノーマル|変化|20||
|>|>|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#feb):第6世代|
|技94|ひみつのちから|70|100|ノーマル|物理|20||
|秘04|かいりき|80|100|ノーマル|物理|15||
|秘06|いわくだき|40|100|かくとう|物理|15||
|>|>|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#feb):第4世代|
|技03|みずのはどう|60|100|みず|特殊|20|7th:教え|
|技78|ゆうわく|-|100|ノーマル|変化|20||
|技83|しぜんのめぐみ|-|100|ノーマル|物理|15||
}}

**タマゴ技 [#eggmove]
#table_edit2(edit=off){{
|~4th|~5th|~6th|~7th|~8th|~技|~威力|~命中|~タイプ|~分類|~PP|~備考|h
|>|>|>|>|CENTER:||>|>|>|>|CENTER:||c
|○|○|○|○|○|たくわえる|-|-|ノーマル|変化|20||
|○|○|○|○|○|のみこむ|-|-|ノーマル|変化|10||
|○|○|○|○|○|はきだす|-|100|ノーマル|特殊|10||
|○|○|○|○|○|のろい|-|-|ゴースト|変化|10||
|  |○|○|○|○|ふきとばし|-|-|ノーマル|変化|20||
|○|○|○|○||すなじごく|35|85|じめん|物理|15|Lv|
|○|○|○|○||なまける|-|-|ノーマル|変化|10|Lv|
|○|○|○|○||のしかかり|85|100|ノーマル|物理|15|技レ01|
|HS|○|○|○||リベンジ|60|100|かくとう|物理|10|技マ42|
||○|○|○||ねごと|-|-|ノーマル|変化|10|技レ27|
}}

**教え技 [#tutoring]
#table_edit2(edit=off){{
|~8th|~技|~威力|~命中|~タイプ|~分類|~PP|~備考|h
|CENTER:||>|>|>|>|CENTER:||c
|○|ねっさのだいち|70|100|じめん|特殊|10||
}}

#region2(過去世代){{{
#table_edit2(edit=off){{
|~4th|~5th|~6th|~7th|~技|~威力|~命中|~タイプ|~分類|~PP|~備考|h
|>|>|>|>|CENTER:||>|>|>|>|CENTER:||c
|○|○|○|○|いびき|50|100|ノーマル|特殊|15|技マ24|
|○|○|○|○|ばかぢから|120|100|かくとう|物理|5|技レ39|
|○|○|○|○|アイアンヘッド|80|100|はがね|物理|15|技レ74|
|○|○|○|○|だいちのちから|90|100|じめん|特殊|10|技レ67|
|  |○|○|○|アイアンテール|100|75|はがね|物理|15|技レ31|
|  |○|○|○|ステルスロック|-|-|いわ|変化|20|技レ76|
|  |  |○|○|みずのはどう|60|100|みず|特殊|20||
|  |  |  |○|じだんだ|75|100|じめん|物理|10|技マ98|
|○|  |  |  |どろかけ|20|100|じめん|特殊|10||
|  |○|  |  |ねごと|-|-|ノーマル|変化|10|技レ27|
|HS|  |  |  |ずつき|70|100|ノーマル|物理|15||
}}
}}}
**技レコード[#TR]
#table_edit2(edit=off){{
|~No.|~技|~威力|~命中|~タイプ|~分類|~PP|~備考|h
|CENTER:||>|>|>|>|CENTER:||c
|技01|のしかかり|85|100|ノーマル|物理|15||
|技10|じしん|100|100|じめん|物理|10||
|技17|ドわすれ|-|-|エスパー|変化|20||
|技20|みがわり|-|-|ノーマル|変化|10||
|技26|こらえる|-|-|ノーマル|変化|10||
|技27|ねごと|-|-|ノーマル|変化|10||
|技31|アイアンテール|100|75|はがね|物理|15||
|技32|かみくだく|80|100|あく|物理|15||
|技39|ばかぢから|120|100|かくとう|物理|5||
|技45|だくりゅう|90|85|みず|特殊|10||
|技67|だいちのちから|90|100|じめん|特殊|10||
|技74|アイアンヘッド|80|100|はがね|物理|15||
|技75|ストーンエッジ|100|80|いわ|物理|5||
|技76|ステルスロック|-|-|いわ|変化|20||
|技79|ヘビーボンバー|-|100|はがね|物理|10||
|技94|10まんばりき|95|95|じめん|物理|10||
|技99|ボディプレス|80|100|かくとう|物理|10||
}}

//**その他
//|~技|~威力|~命中|~タイプ|~分類|~PP|~詳細|h
//||>|>|>|>|CENTER:||c

----
*遺伝 [#breeding]
#table_edit2(edit=off){{
|~タマゴグループ|[[陸上>りくじょうグループ]]|
|~孵化歩数|7680歩|
|~性別|♂:♀=1:1|
|~進化条件|ヒポポタス(Lv34)→カバルドン|
}}

**遺伝経路 [#chainbreeding]
#table_edit2(edit=off){{
|>|CENTER:|LEFT:|c
|''技''|''習得方法''|CENTER:''覚える系統''|h
|~たくわえる|レベル|[[クチート]]/[[クイタラン]]/[[ヨクバリス]]系統|
|~のみこむ|レベル|[[クチート]]/[[クイタラン]]/[[ヨクバリス]]系統|
|~のろい|レベル|[[コータス]]|
|~はきだす|レベル|[[クチート]]/[[クイタラン]]/[[ヨクバリス]]系統|
|~ふきとばし|レベル|[[ダーテング]]|
}}

&tag(ポケモン,第四世代,じめんタイプ,りくじょうグループ,すなおこし,すなのちから);