メガバシャーモ 
サイクル導入型 
特性:かそく
性格:いじっぱり
努力値:A252 S調整 残り耐久
持ち物:バシャーモナイト
確定技:フレアドライブ/ばかぢから
優先技:まもる
選択技:はたきおとす/かみなりパンチ/ストーンエッジorいわなだれ/じしん/おにび
メガシンカによる耐久力上昇を活かしてサイクル戦に導入する型。
格闘技にばかぢからを採用し、ゴースト後出しのリスクを低減する。
相性補完に優れるサンダー・ナットレイ入りの構築が強力かつ有名。
やどりぎのタネやステルスロック、どくどくを撒きつつサイクルを回し、
まもるでスリップダメージを稼ぎながら、高火力で負荷をかけられる。
この型は主に第六世代で使用されていた型。
ページの概要通りファイアローの個体数が激減し、撃ち逃げを意識したばかぢからの採用理由が大きく損なわれた。
Zクリスタルの登場によりはたきおとすも使い勝手が悪くなり、サイクルを意識した運用は一般的なアタッカー型に吸収された。
通常バシャーモ 
起点作り型 
特性:かそく
性格:ようき/おくびょう
努力値:S252 AorC252
持ち物:きあいのタスキ
確定技:おにび/ほえる
選択技:とびひざげり/がんせきふうじ/はたきおとす/かえんほうしゃ/バトンタッチ
先発に繰り出し、物理水や地面を誘い出しておにびで起点にする型。
第七世代では火傷のダメージが減少したため、耐久型には効果が薄い。
ほえるが確定技である理由も記載されておらず、単に「素早く鬼火が使える」という一点のみから作成された疑いがある。
確定急所型 
特性:かそく
性格:いじっぱり/やんちゃ
努力値:ACS調整
持ち物:ピントレンズ
確定技:きあいだめ/ばかぢから/オーバーヒート
選択技:まもる/かみなりパンチ
きあいだめとピントレンズによる確定急所で攻める型。
他の型に比べ以下のようなメリット・デメリットがある。
○ばかぢからやオーバーヒートをランク低下の影響を受けずに連発できる
○ばかぢからは命中率100%で反動が無いので、技外しやゴースト後出しのリスクが小さい
○壁や積み技、キングシールドに強い
×その他の相手に対しては、つるぎのまいに劣る
×持ち物や技スペースが制限される
ばかぢから後のバシャーモに後出しされる相手に対し、きあいだめを積んで起点化阻止・突破することも可能。
かみなりパンチがあればギャラドス等の水タイプも対処できるが、その場合まもるを切るため汎用性は落ちる。
また、ばかぢから後は防御が下がるので、耐久無振りだとA特化マリルリのアクアジェットすら耐えない。
調整例
きあいだめ関連の考察や議論
- きあいだめ+急所技@タスキの構成
ブレイズキックってどうよ。
威力は他の炎技に劣るけど、ピントレンズ持たせなくてもきあいだめから急所確定するうえに
反動がないからタスキとの相性がよいので選択肢に入ると思うんだが。
↑書いたものだけど いじっぱりAS とびひざげり/ブレイズキック/きあいだめ/バトンタッチ@タスキで
キングドラにバトン最優先で一応攻撃も視野に入れる感じで少し運用してみた。
あくまでバトンメインの運用で攻撃も視野に入れる場合にブレイズキックは有りかなと。
ただ使う場面はそんな多くなかったのでまもるに変えてもよいかも。
↑先発でかそくペンドラーと対峙することが結構あったからあると便利。
タスキ前提だとフレアドライブは撃ちたいときに撃てないしほのおのパンチは火力が低いし
この運用なら上の人の理由でブレイズキックは有用。
まもるもありだと思うが炎技抜くのは微妙な気がする。
↑↑ピントレンズ無しの場合、ブレイズキック/ストーンエッジ/とびひざげり/きあいだめ@タスキとかか?
先制技に弱いのはどの型も同じだが、この型は更に命中不安なのが怖いところ。
あと、気になったのがオーバーヒート使わないならきあいだめ抜いてつるぎのまい入れて
フレアドライブ/とびひざげり/いわなだれ/つるぎのまい@タスキでよくね?
↑きあいだめ抜いたらこの型の意味がなくなるだろ。
↑ただ単に急所ランク高めて攻めるだけならつるぎのまいでよくね?(=この型いらなくね?)ってことだと思う。
つるぎのまいと比べてのメリット・デメリットは意識すべきなんじゃないかな。つるぎのまいの上位ってわけではないでしょ。
↑言葉足らずだったがその通りです。
メリットとしては、AC両面の補強(倍率1.5倍)、自身の火力低下・相手の耐久上昇・壁を無視できる点にあるけど
ブレイズキックを入れて物理で技を染めるなら、急所の1.5倍よりつるぎのまいの2倍の方が相手に依存しない面では火力が出るし
急所やるならオーバーヒート入れて高火力両刀の道で差別化するしかないと思った。
↑↑つるぎのまいと比べると、単純な上昇幅では劣るが、積み技補正無視の特性てんねん相手とかにも急所なら有効だし、
いかくやキングシールドなどのAダウンも無視できるわけだから、少なくともつるぎのまいの下位互換というわけではない。
- きあいだめ+ピントレンズの構成
急所オーバーヒート>つるぎのまい+ブレイズキック>急所ブレイズキック
自分で叩く+バトンの両立を考えると、
ピントレンズ確定だと、タスキ持てないからまもるも確定で、
きあいだめ/オーバーヒート/バトンタッチ/まもる で、炎技1本となる。
- きあいだめを使わない構成
みがわり連打からサンのみ→バトンはどうだろう、積まなくてよいのは大きいと思う。
バシャーモほど強力なアタッカーには対戦相手も対策を厚くしており、積み技を使う1ターンを見つけにくいという問題がある。
US・UMリーグ7~11においてピントレンズは圏外。
Zオウムがえし型 
特性:かそく
性格:ようきorいじっぱりorやんちゃorむじゃき
努力値:AC調整 S252
持ち物:ヒコウZ
確定技:オウムがえし/まもる
選択技:フレアドライブ/とびひざげり/ブレイブバード
まもるで相手の攻撃を見つつ素早さを上げ、次のターンに先制Zオウムがえしを撃つ型。
物理技ならAランク+2のZパワー効果も相俟って非常に強力。そのまま全抜きも狙える。
ドラゴンやゴーストには特に有効だが、霊獣ランドロスのじしん等には効果が無い。
ブレイブバードについて
ブレイブバードは攻撃範囲が広く安定性が高い。
Zオウムがえしのタイミングを逃したときにブレイブバードをZワザにするという手も使える。
不一致とはいえH振りメガフシギバナ程度ならA特化Zブレイブバードで確1にできる。
↑使ってみたけどとびひざげりを切ったら火力・範囲不足が深刻になった。
Zオウムがえし使用後、とびひざげりなら押し切れた水に勝てなくなったり、本来有利な岩から退かざるを得なくなったりしたわりに、
役立ったのはほぼミラーが安定することのみだった印象。
そもそもZオウムがえしはつるぎのまいの代わりに使える汎用性と、バシャーモを止めてくるポケモンを倒しつつ起点化する役割破壊性能・抜き性能を持ち合わせるのが強みであり、
汎用性・抜き性能を落とすブレイブバードの採用価値は低いと思う。
↑ブレイブバード入れる場合はフレアドライブ抜けばいいと思う。炎+飛行より格闘+飛行の方が範囲は広い。
オウムがえしという技の性質上、安定した運用が難しくロマンぎみ。
US・UMリーグ7~11においてヒコウZは圏外。