フシギバナ - Pokémon Champions Wiki

フシギバナ [編集]

No.003 タイプ:くさ/どく
通常特性:しんりょく(HPが最大HPの1/3以下の時、草タイプの技の威力が1.5倍になる)
隠れ特性:ようりょくそ(天気が「ひざしがつよい」の時に素早さが2倍になる)
体重  :100.0kg(けたぐり・くさむすびの威力80)
葉緑素特殊草HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
フシギバナ80828310010080525しんりょく/ようりょくそ
ラフレシア7580851109050490ようりょくそ/ほうし
キレイハナ7580859010050480ようりょくそ/いやしのこころ
ドレディア7060751107590480ようりょくそ/マイペース/リーフガード
スコヴィラン65108651086575486ようりょくそ/ふみん/ムラっけ

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)ほのお/こおり/ひこう/エスパー
いまひとつ(1/2)みず/でんき/かくとう/フェアリー
いまひとつ(1/4)くさ
こうかなし---

初代御三家の一角で、くさ×どく複合。良くも悪くも平坦な種族値を持つ。
平均以上の耐久、粉技&どく無効のタイプ特性、豊富な回復手段と変化技により、居座る性能が高い。

素早さも絶妙な数値で、最速スカーフで最速ドラパルトを抜け、ようりょくそも持つので型の幅が広い。
前世代でウェザーボール・だいちのちからを習得したことで技範囲が格段に広がり、天候を展開しやすいダブルバトルでは晴れアタッカーとして採用率が急上昇した実績もある。

どくどくが技マシンに復帰し、第七世代以前ほどではないものの使用者が増加したことで、無効化できるどくタイプの優位点も強まっている。

第九世代ではダイマックスが廃止、必然的にキョダイマックスも失い、打点を出しつつスリップダメージを狙うには毒状態の発生が必要に。
技方面ではアシッドボム、どくづきを獲得。後者は威力不足が否めないが、初のどく物理技。
また、くさわけの獲得により、ようりょくそに頼らずに素早さを補強することが可能となった。
一方でなぜかひかりのかべを喪失(技マシンでも習得不可)。

新要素のテラスタルにより、晴れパで運用する場合に懸念となるほのお弱点を消すことが可能になった。
もちろん一致を始めとした技の威力補強にも使える一方、くさ以外になると粉技、どくはがね以外になると毒状態を無効化できなくなる点には注意。



特性考察 [編集]

しんりょく
通常特性。くさ技の通りの悪さを補える。
耐性・耐久共に安定しており、回復技も習得するため、発動自体は比較的容易。
体力が削れた状態から、高威力のギガドレインによる巻き返しも可能。
ようりょくそ
隠れ特性。晴れ下で素早さ倍増。最速でS実数値は290となり、ねむりごなで不利なタイプも強引に牽制可能。
ただし第九世代で追加されたハバタクカミテツノツツミが特性によって素早さに補正をかけてくると、ようりょくそ込みでも抜けなくなる。
特にハバタクカミはこだいかっせいのトリガーが晴れであるため、ブーストエナジーがなくともただ乗りしてくるので注意。

努力値考察 [編集]

努力値配分HP攻撃防御特攻特防素早性格解説
CS準速---2524252ひかえめ「ようりょくそ」+晴れで高速アタッカー化。
晴れ時の「ソーラービーム」や「ヘドロばくだん」で高火力を発揮。
HB耐久252-2524--ずぶとい「ねむりごな」「やどりぎのタネ」「こうごうせい」でじわじわ削る。
+  すばやさ調整について

技考察 [編集]

特殊技タイプ威力命中効果解説
リーフストーム130(195)90特攻↓↓タイプ一致技。連発は利かない。撃ち逃げ向き。
エナジーボール90(135)100特防↓10%タイプ一致技。性能安定。
ギガドレイン75(112)100HP回復タイプ一致技。回復効果付き。
ソーラービーム120(180)100溜め攻撃タイプ一致技。晴れで溜め無しだが、他の天候では威力半減。ようりょくそ用。
ヘドロばくだん90(135)100毒30%タイプ一致技。性能安定。
アシッドボム40(60)100特防↓↓100%タイプ一致技。自身や後続の火力補強に。
だいちのちから90100特防↓10%対炎毒鋼。電気への遂行にも。一致技との相性補完に優れる。
ウェザーボール50/100100-晴れ・雨で威力150。ようりょくそ発動のため、基本的には晴れと併せて。
また、他の天候でも炎・飛・虫などに刺さる。
テラバースト80<120>100-テラスタル時にタイプが変化し、AとCを比べて高い方でダメージを与える。
変化技タイプ命中備考
こうごうせい-回復技。晴れ下で効果増大。
やどりぎのタネ90削り技兼回復技。草には無効。
ねむりごな75妨害技。草やぼうじんには無効。
どくどく90
(必中)
ダメージ源。自身のタイプにより必中。毒や鋼には無効。
せいちょう-攻撃と特攻を同時に強化。晴れ下では2段階上昇。
あまえる100物理型対策。あまのじゃくまけんきに注意。
ドわすれ-特殊技対策。4倍まで上げられるが後続には生きない。
にほんばれ-ようりょくそなら高速移動感覚で使用できる。相手の炎技強化に要警戒。
グラスフィールド-草技強化&小回復&地震半減。耐久型と相性が良い。
ほえる-積み技対策。起点化回避に。再習得。
まもる-やどりぎのタネやたべのこし(くろいヘドロ)での回復、どくどくのダメージ稼ぎなどに。ダブルでも。
+  採用率の低い技

テラスタル考察 [編集]

タイプ主な技解説
テラバースト霊無効。サーフゴーミミッキュなどに強くなる。
ウェザーボール(晴)
テラバースト
炎と氷の半減を始め、耐性を変更しつつ浮いた鋼やハッサムへの打点を確保。
特に晴れアタッカーでの火力強化に繋がるので、全タイプ中最も有用。晴れ下なら水等倍。
ウェザーボール(雨)
テラバースト
炎、氷半減が大きい。
テラバースト麻痺無効。
リーフストーム
エナジーボール
ギガドレイン
タイプ一致技強化。地面耐性を得られるので対ガチグマ(アカツキ)が多少やりやすくなる。
ウェザーボール(雪)
テラバースト
4倍狙いで。耐性が悪く、炎が一貫する。
テラバーストノーマルテラス相手への遂行速度を早める。飛行が一貫する。
ヘドロばくだん弱点が減り、くろいヘドロによる回復と毒無効、どくどく必中、どくびし撤去の恩恵をそのまま受けられる。
だいちのちから補完に優れた地面技の火力補強。
テラバーストキノコのほうし無効のため草タイプのポケモンや草テラス読みで採用もあり。
炎テラバと違って岩以外のオーガポンにも刺さる。
テラバースト攻撃面、耐性面ともに役割を持たせづらい。
テラバースト対草。炎と飛行の弱点は一貫する。
ウェザーボール(砂嵐)
テラバースト
対炎、氷、飛行。ウルガモスにも。晴れアタッカー用にもなり、耐性面もがらりと変わる。
カイリューやチョッキ以外のセグレイブを相手するときはじしんに注意。
テラバースト対霊超。
テラバースト氷が一貫する。
オーガポンの一致技を半減や等倍にしやすく、オーガポン相手に負けにくくなる。
はたきおとす
テラバースト
エスパー、いたずらごころが無効になる。
テラバースト耐性は多くなるが、炎が一貫する。
テラバーストドラゴンを重く見るなら。
ステラテラバーストタイプをそのままにすることでくろいヘドロの回復を継続。
また各タイプの技の威力を一度だけ強化する。

型考察 [編集]

特殊アタッカー型 [編集]

特性:しんりょく/ようりょくそ
性格:ひかえめ/おくびょう
努力値:C252 HS調整
持ち物:こだわりメガネ/いのちのたま/たつじんのおび/とつげきチョッキ/オッカのみ/オボンのみ/ラムのみ
確定技:リーフストームorエナジーボール/ヘドロばくだん/だいちのちから
優先技:テラバースト(炎・岩)
攻撃技:ウェザーボール/はたきおとす
変化技:みがわり/やどりぎのタネ/ねむりごな/どくどく/ねごと

種族値に沿った一般的なアタッカー型。
水、電気や草、妖などに後出しし負担をかけていく。
特攻種族値は100とただ殴っていくだけでは力不足なので、持ち物による火力補強もしくはどくどく、やどりぎなどの搦め手がほしい。

ライバルにラフレシアがいるが、こちらと違ってだいちのちからを覚えるので差別化は容易。
炎・毒・鋼と一致技の通らない相手に抜群を取れ、電気への遂行にも利用できるのでぜひ入れておきたいところ。

はたきおとすは持ち物排除が強いため、採用の価値あり。また、禁止伝説解禁環境では黒馬バドレックスへの打点にも。

ようりょくそアタッカー型 [編集]

特性:ようりょくそ
性格:ひかえめ
努力値:HC252ベースでS調整
持ち物:こだわりメガネ/いのちのたま/たつじんのおび/とつげきチョッキ/オッカのみ/オボンのみ/ラムのみ
確定技:ソーラービーム(推奨)orエナジーボール
準確定技:ヘドロばくだん/ウェザーボール
優先技:だいちのちから/テラバースト(炎・岩)
選択技:こうごうせい/やどりぎのタネ/ねむりごな/どくどく/せいちょう/にほんばれ

あらかじめひざしがつよい状態にしておいた後、暴れまわる型。
晴れを活かす型なのでソーラービーム採用が基本。
相手のバンギラスなどへの交代により大きな隙を作ってしまう場合もあるが、ダイマックスの廃止により天候パは凋落しており、一度始動してしまえば上書きされる恐れは少ない。
純粋なアタッカーとしての運用が主でサブウェポンの重要性も高いため、他のくさポケモンに比べてねむりごなの採用率は低め。

他の晴れエースのリザードンと比べるとどうしても火力が不安なので、基本的にはいのちのたま以上の補正アイテムが必須。
葉緑素が発動すればすばやさは無振りでも129族相当ある。
Sに52でドラパルトを、188で最速スカーフサザンドラを抜ける。仮想敵にあわせて調整。

くろいヘドロ耐久型 [編集]

特性:しんりょく/ようりょくそ
性格:ずぶとい/おだやか
努力値:HB252orHD252ベース
持ち物:くろいヘドロ
確定技:やどりぎのタネ
優先技:みがわり
攻撃技:ギガドレイン/ヘドロばくだんorアシッドボム
変化技:ねむりごな/どくどく/こうごうせい/まもる

やどりぎのタネに加え、くろいヘドロによる定数回復を得られる。長期戦に強く、みがわりも使いやすい。

HPは172振りでくろいヘドロの回復効率が最大になるが、単純に合計耐久指数を高めたいなら全振りでも良い。

アシッドボムは特防ダウンでギガドレインの回復量が増える。特防が下がった相手の交代を読んでみがわりを出すことも可能。


相性考察 [編集]

特定のタイプを持つポケモンとのタイプ相性の補完について記載する。
組み合わせるのを1体に限定せず、自身含め3~4体の組み合わせで「並び」とその中での役割を意識できるよう解説するのもよい。
特定のコンボに組み込む際のパートナーについてはその型の項で解説することを推奨。

※パートナーが思い浮かばないからと言って項目自体を削除しないこと。


対フシギバナ [編集]

注意すべき点
平均以上の耐久と4倍弱点が無い耐性、豊富な回復技を持ち、不一致弱点技ではなかなか落としにくい。
相性有利なポケモンにもサブウェポンや妨害技が刺さるため、安易に後出しできない。
ようりょくそアタッカーは高い素早さから高威力のソーラービームを連発してくる。
耐久型はやどりぎやギガドレインで攻撃と回復を同時にこなす。
対策方法
一致技は通りが悪く、ねむりごなも草テラスやぼうじんゴーグルなどで無効化できる。
攻める場合は一致弱点技のほか、一撃必殺技やちょうはつもあると良い。
晴れ下では不一致炎技でも大ダメージを与えられる。

外部リンク [編集]