ポケモン対戦考察まとめWiki
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ラウドボーン
No.0911 タイプ:ほのお/ゴースト 通常特性:もうか(HPが1/3以下の時、ほのお技の威力が1.5倍になる) 隠れ特性:てんねん(相手の能力変化を無視する) 体重 :326.5kg(けたぐり・くさむすびの威力120)
第九世代のほのお御三家でありゴースト複合。現時点では他にソウブレイズが存在。
種族値は特殊重火力アタッカー気質で物理耐久が高く、特殊耐久もHPの高さでそれなりの数値。
多耐性・多弱点で有利・不利の明確なタイプであり、てんねん?で積みによる逆転もシャットアウト。
総じて役割重視の運用に適性が高く、基本性能としてはサイクル戦を得意とする。
一方で専用技・フレアソングは威力こそかえんほうしゃよりも低いが、確実に特攻が上がる優秀な追加効果を持つ。
音技なのでみがわりを貫通し、てんねんであればめいそう、ドわすれ等による受けも許さない。
こちらを主力にする場合は居座りにも適性があり、耐性面もテラスタルを絡めれば誤魔化しは幾らでもきく。
あくび、なまける、アンコールと変化技も欲しいものは概ね揃っており、構成に合わせ器用に運用を変えることが可能。
環境初期においては御三家仲間のマスカーニャと同じく、使用率上位に食い込む強豪として存在感を放っている。
短所としてはまず中途半端な鈍足。トリックルームを利用するには早く、上から殴られやすい。
流し手段は変化技に強く依存するので、居座る場合は火力が高まりきる前にちょうはつを食らってしまうとジリ貧になりがち。
また、てんねんの場合は素の耐久で受けるのが前提。かたやぶり?を持つ積みアタッカーには弱く、特にオノノクスは厳しい相手。
何よりもサブウェポンの少なさが大きな問題。だいちのちから以外に強い技が無いので、一致技+地面に強いウォッシュロトムやサザンドラなどには要注意。
ちなみに、あくびはラウドボーンになると習得できなくなるため、一度忘れさせると思い出せなくなってしまう点に注意。
技構成を変える予定がある場合は予め両親に習得させておき、タマゴ技として遺伝・習得させておくと良いだろう。
特性考察
- もうか
- 残りHPが1/3以下になるとほのお技の威力が1.5倍になる御三家お馴染みの特性。
もう一方の特性、てんねんが強力なので優先はされづらそうだが、倍率は高め。
条件つきとはいえ受け出しにかける負担が大きくなり、サイクル戦向けの性能とは相性良好。
- てんねん
- 隠れ特性。相手の能力ランクの変化を無視する。有利なタイプの積みエースを安全に停止させられる。
こちらも役割を持たせやすい耐性との相性が良く、仮想敵を設定しやすい。
ただしかたやぶり?には貫通されるので注意。特にオノノクスは受けられない。
技考察
特殊技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 |
---|---|---|---|---|---|
フレアソング | 炎 | 80(120) | 100 | 特攻↑100% みがわり貫通 | タイプ一致の専用技。ぼうおんやじごくづきに弱いこと以外はほのおのまいの上位互換。 音技なのでのどスプレーと合わせると特攻を一気に2段階上げられる。 |
かえんほうしゃ | 炎 | 90(135) | 100 | 火傷10% | タイプ一致技。一発目の威力だけならフレアソングよりも高い。 |
ねっぷう | 炎 | 95(142) | 90 | 火傷10% | タイプ一致技。ダブルバトル用。 |
オーバーヒート | 炎 | 130(195) | 90 | 特攻↓↓ | 単発最大火力。撃ち逃げ向き。 |
ブラストバーン | 炎 | 150(225) | 90 | 次ターン行動不可 | タイプ一致技の超火力技。最後っ屁かラス1に。 |
シャドーボール | 霊 | 80(120) | 100 | 特防↓20% | タイプ一致技。炎技とあわせて全ての単タイプに等倍以上。 ソウブレイズなど炎複合には此方の方が良い。 追加効果はてんねんだと無意味。 |
たたりめ | 霊 | 65/130 (97/195) | 100 | - | タイプ一致技。状態異常の相手に威力倍増。 おにびや味方のどくどく、でんじはとあわせて。 |
ハイパーボイス | 無 | 90 | 100 | みがわり貫通 | 炎耐性を持つ水・ドラゴンに。 |
だいちのちから | 地 | 90 | 100 | 10%特防↓ | 対岩・毒。追加効果はてんねんだと無意味。 |
ゲップ | 毒 | 120 | 100 | - | 対妖。採用候補の木の実はオボンなど。 |
チャームボイス | 妖 | 40 | - | 必中 みがわり貫通 | サザンドラ及びトドロクツキをピンポイントで意識するなら選択肢にはなるが、流石に威力不足なので奇襲目的。妖テラス時は60に引き上げ。 |
物理技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 |
ニトロチャージ | 炎 | 50(75) | 100 | 素早さ↑100% | タスキ潰し兼積み技感覚で。微妙な素早さを補える。 最速で使うと最速マスカーニャをピッタリ抜けるように。 |
かみなりのキバ | 雷 | 65 | 95 | 麻痺10% 怯み10% | 対水、飛。現環境だとほぼギャラドスピンポイント。 |
タネばくだん | 草 | 80 | 100 | - | 対水、地、岩。トリトドンなどの4倍弱点ピンポイント。 |
変化技 | タイプ | 命中 | 解説 | ||
あくび | 無 | - | 起点作りに。進化前限定技 | ||
なまける | 無 | - | 定数回復技。耐久型なら優先的に採用したい。 | ||
おにび | 炎 | 85 | 物理に対してより強く出られる。 | ||
ほえる | 無 | - | 起点回避技。対かたやぶりピンポイント。 | ||
のろい | 霊 | - | 定数ダメージ技。霊以外にテラスタルする場合はタイミングに注意。 | ||
アンコール | 無 | - | 相手の変化技等に強く出られる。 |
テラスタル考察
タイプ | 主な技 | 解説 |
---|---|---|
無 | ハイパーボイス | 霊同士の対策に。ハイパーボイスを一致で打てるようにも。 |
炎 | フレアソング | フレアソングの威力がさらに上昇。タイプ一致で2倍に。 |
水 | タイプ相性での長所は水タイプを半減できるようになることのみ。 一致技もテラバーストしか撃てないため、利点は少ない。 | |
電 | 弱点は少なくなるが、元の弱点を半減することはできない。 唯一の弱点である地面タイプが一貫するのも痛い。 | |
草 | ソーラービーム | 対キノガッサ。胞子を無効化しつつフレアソングの起点に。 ただしマッハパンチは等倍、つばめがえしは抜群。 |
氷 | 岩タイプは一貫して弱点であり、それ以外の弱点も半減できない。 基本的にメリットは無い。 | |
闘 | テラバースト前提。ほのお無効特性持ちがノーマルテラスタルした場合の唯一の有効手段。 基本的には悪手。 | |
毒 | ゲップ | 地面弱点は被るがどくどく無効。 はがねと比べた主なメリットは格闘耐性を失わないこと、しおづけが1/8であること。 攻撃面ではゲップが使い難いのがデメリット。テラバーストでの採用や、いっそ耐性目的での採用も十分あり得る。 |
地 | だいちのちから | 岩タイプを半減できるようになり、「だいちのちから」や「じしん」を一致で撃てる。 |
飛 | 地面タイプを無効化できるが、岩タイプは一貫して弱点。 | |
超 | ゴースト、悪が一貫して弱点となってしまう。 特に悪は環境に多いため危険。 | |
虫 | 元々の耐性を考えてもあえて虫単タイプになる利点は乏しく、攻撃面を考えても格闘やフェアリーで十分。 何か特別なメタがない限りは候補外。 | |
岩 | 水と地面が一貫して弱点となる。 タイプ一致技もテラバーストのみであり、メリットは少ない。 | |
霊 | シャドーボール | 一致技の威力向上。 みずタイプ等のダメージを2倍から1倍に。 |
竜 | 氷もフェアリーもまず撃たれないので耐性変更からの奇襲は成功しやすいが、 攻撃面ではそこまで優れておらず相性はそこまで良くはない。 | |
悪 | 本来の弱点タイプを地面以外は半減以下に出来る。地面も等倍。 | |
鋼 | 地面弱点が被ることは減点だが、多耐性かつどくどく無効は耐久型と噛み合う。 ただししおづけに弱い。 | |
妖 | チャームボイス | あくタイプからの一撃を耐えて反撃したり、フレアソングを受けに来るドラゴンを返り討ちにする。 特にサザンドラが狙い目。弱点の鋼も毒も元々のタイプで牽制できるので奇襲性と安定性が高い。 |
型考察
物理受け型
特性:てんねん
性格:ずぶとい
努力値:基本HB252 仮想敵に合わせてCS調整
持ち物:たべのこし/ゴツゴツメット/オボンのみ
確定技:なまける/フレアソング/
優先技:おにび
選択攻撃技:シャドーボール/たたりめ/ほのおのうず/だいちのちから/テラバースト
選択補助技:のろい/あくび/ほえる/アンコール/うたう/
てんねんで物理を受ける型。
一般的な物理受けとの違いはフレアソング。
積みアタッカーとしての側面も併せ持つため、ちょうはつ、みがわりに対して強く
また役割放棄気味にはなるが、こだわりトリックでも機能停止しない。
変化技無効のサーフゴーに対しても強く立ち回れる。
この技の存在により、汎用的な耐久型対策が通じない。
一方で純粋に耐久型として見ると、数値はギリギリの上に、弱点が多く安定感に欠ける。
特に物理受けとしては、サブウエポンで採用率の高い地面弱点が痛い。
不一致弱点に対して強引に突っ張るようなことは難しいので、
役割重視で立ち回るか、テラスタルでタイプ相性をカバーしたい。
アタッカー型
特性:てんねん/もうか
性格:ひかえめ/おくびょう
努力値:C252 素早さ調整、残りH
持ち物:とつげきチョッキ/こだわりメガネ/こだわりスカーフ/のどスプレー
確定技:フレアソング/シャドーボール
優先技:だいちのちから
選択攻撃技:だいもんじorオーバーヒート/ニトロチャージ/テラバースト/バークアウト/ハイパーボイス/チャームボイス
耐久型のイメージを逆手に取ったアタッカー型。
フレアソングを連打するだけで自身より遅い相手を破壊することができる。
チョッキは物理受け想定で出てくる特殊アタッカーとの対面重視。
こだわりメガネやオーバーヒートは、初手から高火力で相手の意表を衝く事が出来る。
スカーフならば、フレアソング連打での抜き性能重視になる。
素早さ調整の目安としては、最速バンギラス抜きとなるおくびょうS212振り。
相性考察
特定のタイプを持つポケモンとのタイプ相性の補完について記載する。
組み合わせるのを1体に限定せず、自身含め3~4体の組み合わせで「並び」とその中での役割を意識できるよう解説するのもよい。
特定のコンボに組み込む際のパートナーについてはその型の項で解説することを推奨。
対ラウドボーン
- 注意すべき点
- 特性てんねんにより、確定2発をとれないポケモンが剣舞などを積んでも突破が不可能。
更におにびやなまけるの搭載率が高いため、素の状態でラウドボーンに67%以上のダメージを与えられない物理ポケモンは完全に受け切られてしまう。
物理耐久もそれなりに高いため、物理技を主体とするポケモンにはめっぽう強い。
また、専用技のフレアソングは確定で特攻が1段階上昇する。そのためラウドボーンに余裕ができたタイミングや交代際に打たれるだけで一気に火力が上がって受けられなくなることがあり、安易なちょうはつで対策しづらくなっている。
- 対策方法
- 特防はそれほど高くないため、特殊技で弱点を突くのが無難。また、素早さ種族値は66と低めなため、上から弱点をつけるウォッシュロトムやサザンドラが有効。ただし、テラスタルによって耐性を変えられる可能性も考慮すると、こだわりアイテムは対策としては微妙。
また、いじっぱりAS特化マリルリはHB特化ラウドボーンにおにび込みで受け切られるが、ラムのみを持たせることでアクアブレイク2発で突破できる。
1番有効なのはじごくづきを覚えたポケモン。一度音技を封じてしまえば効果抜群も相まって殆どの場合プレッシャーとして非常に最適となる。ただしおんみつマントには注意。
大体の場合はほのおとゴースト技が主軸になるので、グレンアルマなどの炎無効特性持ちがノーマルテラスタルすると大幅な有利をとりやすい。
覚える技
レベルアップ
9th | 技 | 威力 | 命中 | タイプ | 分類 | PP | 備考 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ホゲータ | アチゲータ | ラウドボーン | |||||||
1 | 1 | 1 | 技名 | 0 | 0 | ノーマル | 物理 | 0 |
技マシン
タマゴ技
9th | 技 | 威力 | 命中 | タイプ | 分類 | PP | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
○ | ここに技名 | 0 | 0 | ノーマル | 物理 | 0 |
遺伝
タマゴグループ | 陸上 |
---|---|
孵化歩数 | ----歩(※特性「ほのおのからだ」「マグマのよろい」で----歩) |
性別 | ♂:♀=7:1 |
進化条件 | ホゲータ(Lv16)→アチゲータ(Lv36)→ラウドボーン |
遺伝経路
技 | 習得方法 | 覚える系統 |
アンコール | レベル | ケッキング系統 |
---|---|---|
ゲップ | レベル | ブーピッグ/ハブネーク/スカタンク系統/ヨクバリス系統パフュートン♂ |
なまける | レベル | ナマケロ/ケッキング/カバルドン系統 |
のろい | レベル | バクーダ系統/コータス/ザングース |