ポケモン対戦考察まとめWiki
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ヘイラッシャ
No.0977 タイプ:みず 通常特性:てんねん(相手の能力変化を無視する) どんかん(メロメロ状態にならない、ちょうはつ・いかくが効かない。) 隠れ特性:みずのベール(やけど状態にならない) 体重 :220.0kg(けたぐり・くさむすびの威力120)
第九世代で登場した単みずポケモン。
ホエルオーを物理に特化させ、無駄を削ぎ落としたような種族値を持つ。
その物理耐久は凄まじく、指数にしてボスゴドラをも上回り、無振りでもガブリアスの無補正アイテムなしげきりんを2発耐えてしまうほど。
更に特性てんねん?により積みによる強引な突破も許さない。
特防は低めだが、HPが潤沢なので特防に努力値を振ることで特殊もある程度は強くなれる。
高速再生回復技を持たないが、圧倒的な耐久力とてんねん?のおかげで「ねむる」による回復が間に合ってしまう。
回復技がねむるのため状態異常にも強く、突破に手間取ると一撃必殺が飛んでくる。
特殊の高火力以外では突破が非常に難しい厄介なポケモン。
欠点は変化技の乏しさ。
めぼしい技はあくび、のろい、みずびたし程度で、どくどく等の定数ダメージ技を持たない。
相手に負荷を掛ける手段が「じわれ」のみで、とにかくじわれを当たるまで撃つ、という展開になりがち。
じわれ無効の飛行タイプや飛行テラスタル、特性ふゆう、身代わりなど膠着状態になってしまう相手は多い。
時間切れまで粘る展開も多いため、TODで勝てるように数的有利やHP割合は常に気を付けたい。
耐久型を使う場合のテラスタル候補は、弱点をどちらも半減できる草か竜が使いやすい。デメリットとしては、どちらも弱点がメジャータイプなため継戦能力がそれほど高くない。また、等倍物理技なら大抵耐えられるその耐久から弱点が少ない雷や無も選択肢になる。
同じ水タイプてんねん持ちのヌオー、ナマコブシと比較しても耐久指数は大きく勝るが、変化技に乏しく上位互換にはならない。
ダブルではシャリタツと合体し、命中・回避を除く全能力を2段階強化できる。
合体中はシャリタツが行動不能になり、1vs2を強いられるが、毒等のスリップダメージでシャリタツが倒れれば2vs2に持っていける。
自身の種族値自体は物理型だが、合体すれば特攻も2段階上がる為、奇をてらって特殊技を採用するのも可能になる。
ただし、覚える特殊技は水技の他ははかいこうせんとテラバーストしかないので物理受けに対する役割破壊に仕込む程度にして素直に物理型にした方が使いやすい。
専用技のいっちょうあがりもダブルでシャリタツを組むことで真価を発揮する技。
だがヘイラッシャだけでも十分な威力で特にデメリットもないので、シングルでも普通に活用できるだろう。
特性考察
シングルでは基本的にてんねん一択。
一方ダブルでシャリタツ合体をする場合は役割が大きく変わるため、全て採用候補になってくる。しかしこちらでもものまねハーブ対策やミラー対策も相まっててんねんが優勢。
- てんねん
- ヘイラッシャの採用理由にも直結する強特性。物理受けとしての運用が主流であるため、積み技を牽制できるのは大きな利点。
ダブルにおいては、シャリタツ合体のタダ乗りを狙うものまねハーブ対策、ヘイラッシャミラーの対策にもなる。
かたやぶり?には貫通されるので注意。
- どんかん
- いかく・ちょうはつ無効の優秀な特性だが、てんねんが強すぎるためシングルでの優先度は低め。
鉢巻での奇襲など短期決戦を狙う型であれば候補になる。
ダブルではいかくが飛び交い、更にシャリタツ合体型は基本的に居座るため有効。
かたやぶりちょうはつには貫通されるが、即座に回復するので問題ない。
- みずのベール
- 隠れ特性。火傷無効。やはり優秀な特性だが、てんねん・どんかんのほうが優先度は高い。
アタッカー型において、いかくと火傷どちらを対策したいかで選択となる。
ただヘイラッシャはねむるの採用率が高いため状態異常技を撃たれにくく、やや発動機会は少ないか。
こちらもかたやぶりには貫通されるが、どんかん同様回復する効果もあるため問題ない。
技考察
物理技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 |
---|---|---|---|---|---|
アクアブレイク | 水 | 85(127) | 100 | 防御 ↓20% | 一致技。追加効果が優秀で反動もない。安定感を求めるなら。 |
ウェーブタックル | 水 | 120(180) | 100 | 反動1/3 | 一致技。高威力だが反動でせっかくの耐久が削がれる。 |
ゆきなだれ | 氷 | 60/120 | 100 | 優先度-4 | 後攻かつ被弾で威力2倍。 |
じわれ | 地 | - | 30 | 一撃必殺 | 高耐久により試行回数を稼ぎやすい。ねむねごでのコンボも可。 |
じしん | 地 | 100 | 100 | - | 威力・命中安定のサブウェポン。 |
のしかかり | 無 | 85 | 100 | 麻痺30% | |
ヘビーボンバー | 鋼 | 40~120 | 100 | - | |
ボディプレス | 格 | 80 | 100 | - | 防御の数値で計算。攻撃無振りでもそれなりの威力。物理受け型なら候補。 |
いっちょうあがり | 竜 | 80 | 100 | 対ドラゴン。ダブルではシャリタツの姿によって追加効果が変わる。 | |
いわなだれ | 岩 | 75 | 90 | 怯み30% | |
特殊技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 |
ひやみず | 水 | 50(75) | 100 | 攻撃 ↓100% | |
変化技 | タイプ | 命中 | 解説 | ||
あくび | 無 | - | |||
ねむる | 超 | - | |||
ねごと | 無 | - | |||
のろい | 霊 | - | |||
みがわり | 無 | - | |||
みずびたし | 水 | 100 |
テラスタル考察
タイプ | 主な技 | 解説 |
---|---|---|
無 | 解説 | |
炎 | 解説 | |
水 | ウェーブタックル | 解説 |
電 | 解説 | |
草 | テラバースト | 水と雷を半減で受けられる。また、キノコの胞子や怒りの粉の効果を受けなくるなるので攻撃が通りやすくなる。弱点の多さに注意。 |
氷 | ゆきなだれ | 解説 |
闘 | ボディプレス | 解説 |
毒 | 解説 | |
地 | じしん | 弱点の電気を無効化。草弱点は一貫するため注意。 |
飛 | 弱点である草を半減し、こちらからテラバーストで弱点をつける。電気技は通常と同様2倍なので注意。テラバ不採用のねむねご型ではキノガッサに強く出れる。 | |
超 | 解説 | |
虫 | 解説 | |
岩 | 解説 | |
霊 | 解説 | |
竜 | いっちょうあがり | 本来の弱点を全て半減にできる。いっちょうあがりの火力の向上もあるが、耐性の関係上ドラゴンを相手取るのは厳しくなる。 |
悪 | 解説 | |
鋼 | テラバースト | 要塞型を使う際、クリアスモッグに耐性を持つ。 |
妖 | てんねんの弱点であるりゅうせいぐん連発に耐性を持つ。 |
型考察
物理受け基本型
特性:てんねん
性格:わんぱく
努力値:D252 AS調整 残りB
持ち物:たべのこし/ゴツゴツメット
確定技:ねむる/ねごと
優先技:じわれ/ウェーブタックルorアクアブレイクorダイビング
選択技:こおりのキバ/あくび/のろい
基本的な物理受け型。
物理を受けてねむるで回復、ねごと+じわれで負荷をかけていく。
残り一枠はみがわりや飛行対策に一致水技が安定。
水技で仮想敵のみがわりを壊せる程度にAを振っておくと動きやすくなる。
ダイビングを採用した場合ねごとに選ばれないため、ねごとでのじわれの発動率を5割まで高められる。
特殊耐久も低くはないが、回復技がねむるしかなく、打点もじわれなのでので過信は禁物。
【ダブル】シャリタツ併用型
特性:てんねんorどんかん
性格:いじっぱりorようき
努力値:A252 D252orS252 残りHB
持ち物:おんみつマント/とつげきチョッキ/ラムのみ/カゴのみ/オボンのみ/たべのこし
確定技:ウェーブタックルorアクアテールorアクアブレイク
選択攻撃技:いっちょうあがり/じしん/テラバースト/いわなだれ/こおりのキバorゆきなだれ/かみくだく/ヘビーボンバー/ボディプレス
選択補助技:まもる/ねむる/ねごと
テラスタイプ:草半減推奨
シャリタツとのコンボで超強化してから戦う型。
コンボ後はヘイラッシャ自身が倒れるか、何らかの理由でシャリタツが瀕死になるまで交代出来なくなるので注意する事。
性質上、ほろびのうたに弱いが、ヘイラッシャと一体化しているシャリタツに対しては影響が無いのは救いか。
シャリタツが口の中に入っている際はそもそも味方が居ない為、全体技のじしんも遠慮なく打てる。
努力値はA振りをベースにして、平凡な特殊耐久を補うD振りか、先手必勝を狙うS振りに分かれる。
素のステータスは鈍足だがS二段階上昇の恩恵は大きく、素早さに振る事で抜ける相手が大幅に増える。
最速すると最速120族(ダグトリオ)抜き、準速だと最速106族(テツノワダチ)抜きの素早さを得られる。
トリックフラワーの確定急所で能力上昇を貫いてくるマスカーニャが天敵のため、テラスタイプは草半減が推奨される。
サポート型
相性考察
特定のタイプを持つポケモンとのタイプ相性の補完について記載する。
組み合わせるのを1体に限定せず、自身含め3~4体の組み合わせで「並び」とその中での役割を意識できるよう解説するのもよい。
特定のコンボに組み込む際のパートナーについてはその型の項で解説することを推奨。
対ヘイラッシャ
- 注意すべき点
- 【シングル】圧倒的物理耐久に加え、特性てんねんにより積みによる突破は通じない。
攻めあぐねている間に、じわれやあくびで場を荒らされてしまう。
A100と攻撃も最低限あり、ウェーブタックルやじしんなどの高火力技で意表をついてくるアタッカー型も増えている。
【ダブル】シャリタツとのコンボによる全能力2段階上昇は非常に強力である。
能力上昇で対抗しようにもてんねんでは無意味になる。
また見せ合い時にパーモットやベラカスがあった場合、一度ヘイラッシャを退けてもさいきのいのりによる復活でシャリタツコンボが再展開される。
- 対策方法
- 【シングル】ほぼほぼ物理受けである。特殊技で攻めるのが定石。
てんねんは強力だが下降補正も無視してしまうため遠慮なく「りゅうせいぐん」や「リーフストーム」を連発できる。
じわれ無効、トリックを覚えるウォッシュロトムであれば圧倒的有利。こだわりトリックも有効。
【ダブル】シャリタツとのコンボは強力だが、攻撃機会が減っているのでみがわりやまもるによる時間稼ぎが有効。
読み合いに成功すれば1ターン無駄にさせられるのでリターンが大きい。
特にじしんでみがわりを二つ同時に崩されないよう、ひこうタイプや特性ふゆうのポケモンだと効果的。
特に先制でくろいきりが打てるヤミカラスは効果的。
もしくは水半減、地面等倍のモロバレルでクリアスモッグを撃ち込んでやればいい。
また、てんねんが刺さるためヘイラッシャ自身も対策になる。
覚える技
レベルアップ
9th | 技 | 威力 | 命中 | タイプ | 分類 | PP | 備考 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
シンカ1 | シンカ2 | シンカ3 | |||||||
1 | 1 | 1 | 技名 | 0 | 0 | ノーマル | 物理 | 0 |
- | - | - | Vジェネレート | 180100 | 炎物理 | 30 |
遺伝
タマゴグループ | 水中2 |
---|---|
孵化歩数 | ----歩(※特性「ほのおのからだ」「マグマのよろい」で----歩) |
性別 | ♂:♀=1:1 |
進化条件 | 進化しない |
遺伝経路
技 | 習得方法 | 覚える系統 |
あくび | ハーブ | ヤドラン系統/ヌオー系統/ヤドキング/ナマケロ/ケッキング/マルノーム系統/バクーダ/カバルドン系統/デカグース系統/ネッコアラ/ホゲータ/アチゲータ/パフュートン系統、ノココッチ系統/ドオー系統 |
---|---|---|
あばれる | レベル | ギャラドス(Lv.48)/ナマズン/バスラオ |
じわれ | ハーブ | ダグトリオ系統/バクーダ(Lv.1)/ナマズン系統/カバルドン系統/ディンルー(Lv.75) |
のろい | ハーブ | ヤドラン系統/ゲンガー系統/ヤドキング/フォレトス系統/バクーダ系統/コータス/ザングース/ジュペッタ系統/ミカルゲ/ヌメルゴン系統/クレベース系統/タルップル/ポットデス/バチンウニ/アノホラグサ系統 |